春のお彼岸には、お墓や自宅に御仏壇が有れば「食べ物」を、お供えするの知ってますか?
私はお墓参りするとき、お花は用意しますが「食べ物」お供え物を用意したことが全く有りませんでした
「春のお彼岸」「秋のお彼岸」には知らない事が多く、ただ単に「お墓参りをしていた」だけでは、ご先祖様に失礼だと感じ、基本的なことを調べてみることにしました。
春のお彼岸について
- 「食べ物」(お供え物)は何?
- お供え日はいつ?
- お墓参りに用意する持ち物は?
目次
春のお彼岸には「食べ物」お供え物は何?
春のお彼岸には、春分の日に牡丹餅(ぼたもち)をお供えして、ご先祖様にお祈りします。
なぜ(ぼたもち)なのか、名前が付いた理由として、春に「牡丹の花」が咲く時期でもあり、見かけが牡丹の花に似ていることから初めは「ぼたん餅」と言われるようになり、後に「牡丹餅」(ぼたもち)と呼ばれるようになりました。
秋の時期には「萩」の花と小豆の(ツブツブ)が似ていることから「お萩」と名付けられたようです。
牡丹餅とお萩の違いは、
- 牡丹餅(ぼたもち)こし餡
- お萩(おはぎ) つぶ餡
小豆の種まき時期は、春の4~6月
小豆の収穫時期は、秋の9~11月
秋には採れたてで、小豆の実も皮も柔らかく「つぶ餡」にされ「お萩」になり
春は保存していた小豆でつくられた為、皮を取り除かれ「こし餡」にして「牡丹餅」になりました
なぜ小豆やお餅を使うの?
小豆は始め中国から伝わった漢方薬でした。効能として体内の水分を利尿効果により排出する効果があります。他にも母乳を出しやすくしたり、体のムクミを取る効果もあり、ムクミに悩んでいる女性にはオススメです。「牡丹餅」「お萩」の材料として使われている小豆は、昔から、おめでたい席で出される「お赤飯」で使う事もあり、「赤い色」で、その色には「魔除け」の力が有ります。
餅には五穀豊穣を祈り、お餅を使われているようです。
お供えする日はいつ?
2017年の春分の日は「3月20日」です。
20日を「中日」(ちゅうにち)に前後三日間がお彼岸とされ、
- 3月17日彼岸入り
- 3月20日彼岸中日「春分の日」
- 3月23日彼岸明け
秋にも「秋彼岸」が有り
- 9月20日彼岸入り
- 9月32日彼岸中日「秋分の日」
- 9月26日彼岸明け
いつまでお供えするの?
お彼岸の中日(ちゅうにち)までお供えします。それ以降は食べてしまいますが、日持ちしない食べ物は早めに召し上がるほうがいいですね。お供え物と一緒に用意するお花は何?
お彼岸に用意する花は特別決まりはありません、どんな花でも良いようです。故人が好きだった花でも、ご自分の好みの花でもいいし、花屋さんに予算を伝えて作ってもらうのもOKですねお墓参りに用意する持ち物は?
最後にお墓参りに用意したい持ち物は?
お供え物
仏花
お線香
ライター
ゴム手袋(寒い日用)
タオル
私の両親はお墓にお水を掛けてお終いにしてましたが、お墓をお掃除するにはタオル(タワシは駄目)で綺麗に水拭きをすると、墓石のつなぎの部分(シール)が長持ちするので、お墓掃除する時は、長持ちさせる意味でも濡らしっぱなしは良くないです。
お掃除し終わったら、
お花
お線香
お供え物
を並べお祈りし、その後お供え物は持ち帰るようにしてください。「動物などが食べ散らかして仕舞うため」
お彼岸の日について調べるといろいろな情報が出てきますが、基本的な事を調べてみました。何故お彼岸があるのか?牡丹餅 お萩などの由来、お供え物の時期など基本的な事が知りませんでしたが、少しだけ分かった気がします
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