現場の朝礼の流れをご紹介!私の長年の経験から考える理想の朝礼とは

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私は16歳の頃から建設現場で鍛冶工をしています。職歴もあと2年で30周年と、気づけば人生の半分以上は職人をしています。

その仕事の中でも一番に行われる朝礼は、1日の始まりとなり、とても肝心な行事?になりますね!


各現場、朝礼の流れは様々ですが、テンポよく進む現場や、何を話しているのかわからない作業所など色々と在ります。

私が、職長をしてきた経験から言うと、朝礼の進め方が上手な現場ほど私達作業員の気持ちや意識も変わるような気がしてなりません。


そこで、この記事では
・朝礼ではどんな流れで行われているのかについて、私の考えも合わせて記してみました。

元請けさんからと、職人からの見る位置が違うので、考え方も変わりますね。

怪我や事故を減らすためにはどのような朝礼の仕方がよいのかを、私なりの考えも付け加えながら書いていきます。

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現場朝礼の流れ


朝礼について、簡単に流れを説明していきます。作業所によっては順番や内容が変わると思いますがご了承お願いします。

  • 挨拶から始まる
  • ラジオ体操+エアロビ、建設体操
  • 整列してからの流れ(本日の注意事項)(管理者のコメント)
  • 1人KY
  • シュプレヒコール
  • 各職種ごとのKY

朝礼で行われる事としては、このような順番になります。

次の章から順番に一つずつ説明をしていきますので、見ていきましょう!




挨拶から始まる



朝の挨拶はとても大切ですね。

今までどんな現場に行っても挨拶は必ず皆さんされると思います。


その中でも体操の前に職長さん達が率先して挨拶をしている現場はとても活気のある作業所だな~なんて思いますね。

皆がそっぽ向いていたら意志疎通も出来ませんし、何考えているのかも分からないですよね?


私は極度の恥ずかしがりやなので、人と会話をするのがとても苦手なんですよ。

そんな性格なので、なるべく人と関わりを持たないようにしていましたが、職長を勤めていると、「挨拶をしないとダメかな」なんて考えはじめました。

恥ずかしいけど頑張って、挨拶していると他職の方達と、日常的な会話くらいは出きるようになりました。

挨拶って、とても大切な事だと痛感しました。


ラジオ体操+エアロビ、建設体操



定番のラジオ体操になります。

大抵はラジオ体操のみ行われる現場が多いと思います。


現場によっては、週に1回インソクラクターを招いてエアロビを行う現場もありました。

過去に来られたインソクラクターの方は某テレビ局で元体操のお姉さんを勤めていた方がいらっしゃったんですね。

とても綺麗な方で一目惚れしてしまいそうな雰囲気の人に朝から身体の延ばし方を教えてもらえるとハッピーな気分て作業ができて嬉しかったです!


現在私が今、作業させて頂いている現場は、けんせつ体幹体操と言うものを行います。


それの動画はこちらです↓


肩と脹ら脛がいつもパンパンになっている自分の身体も、この体操をすることで少し楽になりますし、作業をする前にはストレッチが大切だと改めてわかりました。

整列してからの流れ



各体操やストレッチが終わると各業者ごとに整列をして、肩もみ肩叩き等を行います。


ここで通常なら司会の方(安全当番)が、

「おはようございます。
○月○日 朝礼を始めます。
本日の「作業内容」「人員」「安全注意事項」の発表を各職長さんよりお願いします。」

と挨拶をして各職長さんが発表していきます。


業種が少ない時は少々の時間で終わりますが、多くなると10分や20分簡単に過ぎてしまいますね。

私が現在お世話になっている作業所には人数発表その他がありません。

事前に人数やKYなどは朝礼が始まる前に職長さんが名簿に書き込んでおくため発表は省略してしまいます。

これだけでもかなりの時間短縮に繋がりますので職人さんの集中力を作業の流や注意事項に向けることができます。

過去に私も職長をしているときは、必ず順番で安全当番をしなければいけません。

その安全当番には、朝礼の司会も行いますが、はじめ私はとても嫌で嫌で仕方有りませんでした。

具体的な内容は後の章で書いていきますね。


各注意事項


ここは肝心なところです。当日に行われる全体的な作業の流れを元請けさんから説明があります。


この注意事項の後に、管理者の方から伝達事項等を話せれますが、これがとても話が永くて一部の職人は飽きて身体がソワソワしている光景をよくみます。


ここで話している内容はしっかりと聞かなければいけないのですが、やはり聞いて無い人がいますね。

今も昔もいつになっても話を聞かない人はいます。立ち入り禁止区域を気にしないで入っていく人が当然出てくる事になるのです。


私が職長をするときは、朝礼後に必ず作業員さん1人を選んで、「本日の注意事項や立ち入り禁止区域は何処ですか?」
と聞いてみます。

やはり聞いてない人は答えることができないので、しっかりと注意事項を聞くように話して注意事項の話を聞くように話してました。


少人数なら目が届きますが、大勢になると、人の動きは見えませんので各自の意識が大切ですね。


朝礼後のKYで突然質問するようにしたら、皆さんよく話を聞いてくれるようになりましたよ。

いつ自分が指されるか分からないので皆しっかり話を聞いてくれますし、緊張感も出ますので不安全行動も少なくなりました。

1人KY


1人KYと言うのは、各自の作業に対してどのような危険が潜んでいるのかを、質問形式によって答えさせ1人1人に認識させるための事。

やり方として

質問者 本日の自分が行う作業は何ですか?10秒間考えて下さい。

質問者 自分が本日取り掛かる作業に対して、どのような危険がありますか?10秒間考えて下さい。

質問者 それに対してどのような安全行動をしますか?10秒間考えて下さい。


というような事柄を各ステップ毎に10秒~15秒間考えて、行動目標を考えます。それが終わると、今度は作業員の中から一人が指名され、その人が例えば以下の様に発表します。


作業員 本日の作業は、作業場所まで荷物を運ぶ作業です。

作業員 予測される危険といたいまして、荷物を運ぶ時に段差等につまづく可能性があります。

作業員 その対策としては、移動する時は足元をしっかりと確認しながら荷物を運びます。


KYは、毎日行う所や不定期に行う作業所がありますが、人数が多い作業所では指名される割合が低いため真面目に考えている人は少ない気がします。


やはり朝礼後のKYで作業員一人一人に安全に対しての意識を持たせる方が効果が有ると私は思います。

私の経験談
「職長さんにも発表してもらうために、1人KYではなく、ヒヤリハットの経験談を発表してもらいましょう」

と突然私が指名されたので、
「ボケーッと歩いていると転んでしまうので気おつけて歩きましょう」
なんて話したら、駄目だしされて便所掃除一週間とかもう一度ヒヤリハットやり直しなんて言われたことも有ります。

逃げ出したい気分でしたが、何だか悔しくて自宅で文章を考え、発表したことがありました。

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シュプレヒコール


朝礼の最後に全体で行う安全コールです。

通常の現場では、

安全当番
「ヘルメット良いか」
「アゴ紐良いか」
「服装良いか」
「安全帯良いか」
「足元良いか」
「顔色良いか」
今日も(週はじめの場合「今週も」)安全作業で頑張ろう!

と言うのが定番ですね。

現在私が働かせていただいている作業所では、

安全当番
「相手の方のヘルメットに割れや欠けなど無いか確認して下さ~い」
全体
「ヘルメット良し」

安全当番
「アゴ紐ば立てに指が2本入るくらいになっているか確認して下さ~い」
全体
「アゴ紐良し」

安全当番
「服装は破れや穴など空いてないか見て下さい~」
全体
「服装良し」

安全当番
「安全帯には欠損などが無いか見て下さ~い」
全体
「安全帯良し」


安全当番
「足元の安全靴にはつま先の部分に補強材が入っているかお互いに踏みあって下さ~い」
全体
「足元良し」


安全当番
「最後に顔色を確認して下さ~い」
全体
「顔色良し」

なんてお互いに確認しあいながらシュプレヒコールをします。

こういうやり方をすると、服装や安全帯の不備があれば、何だか気になってしまいますね。

毎回自分の傷んできた安全帯を見ると、「買い換えないといけない」なんて思ってしまいました。

各職種ごとのKY



朝礼後に職長を中心としてKYを行います。

私はこのKYがとても大切だと思います。何故なら作業員一人一人の考えをまとめなければいけません。

先ほども話したとおり、自分自身の作業を理解してもらい、そこに潜む危険を見つけて対処しなければいけないからです。

職長が付きっきりで見ることが出きればある程度の注意事項で済みますが、離れた場所で作業する時は、本人自身で作業のミスや災害などを防ぐ事に意識を向けてもらうために考えてもらわなければいけません。

そのためにも各業種の職長さんには、一方通行のKYではなく作業員さん1人1人に考えてもらうことが大事だと思います。

まとめ

現場の朝礼内容について書いていきました。
現場によりやり方は様々ですが、最終的には私達作業員の考えで現場も変わります。

挨拶も大切なコミュニケーションですね。

私も、あがり症なのに朝礼の司会をやったことがあります。安全当番なので、仕方ないことですが、私はとても緊張してしまい、手がプルプル震えながら一週間勤めたことがありました。

しかし、ヒヤリハットのおかげで、少しはなれたかもしれません。


注意事項などを長々と理屈で説明される方がいらっしゃいますが、職人の心を動かさない限り何度言っても同じです。

伝達事項をたくさん言いたい事はわかりますが、たくさん言われても、直ぐに忘れてしまいますし。

ポイントだけ伝えて都度コミュニケーションを取っていくことが大切だと、今回の記事を書いていて私は感じました。


この記事があなたの参考になれば嬉しいです。

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