バイクのガス欠の対処法!ピンチの際にやれることを全部伝えるよ

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バイクに乗っていると燃料が無くなりそうになったり、酷いときにはガス欠になったことって一度は経験したことがありませんか?

私のことですが普段はしっかりと給油しているけど、突然の急用に焦って入れるのを忘れるなんて事がありました。それと、ロングツーリングでは普段と違う環境なのでオートバイの燃費がイマイチ掴みにくい時もあり給油しようか悩んだこともありました。

途中でスタンド見つけたら直ぐ給油すれば良いのですが、走行していると夢中になってナカナカそうもいきませんね。


そこで、私が今までのバイクに乗って誤ってガス欠した経験のなかで、どうのように対処したのかを記事にしてみることにしました。

その内容は

  • ガス欠したらどうする?
  • ガス欠には予備タンク!



以上この2項目について書いてみました。
ガス欠は、意識していれば起こることではありません。ですが、他に気を取られてしまいうっかりミスで起こる時もあります。

そうなってから、慌てることのないように、事前に調べて対策しておけば問題が起こりませんね。

あなたがバイクのガス欠に遭遇した時の対策に役立てれば嬉しいです。


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ガス欠の時にはどうしたらいいの?



ガス欠かな?と思われる状態のときに、まずはじめに見なければいけないことがあります。

それはガソリンの残量を確認する事です!

走行中にエンジンが吹けないなどの症状に見舞われて、ガス欠が考えられるときは目視で残量を確認して下さい。


その時に明らかに燃料が入ってないことがわかればガス欠となります。


ガス欠したときの対処法としては

  • バイクを左右に振る
  • RES(リザーブ)
  • ロードサービス
  • 近くのガソリンスタンドに連絡する
  • 押してスタンドまで行く



この4つの方法が考えられます。これらの事について詳しく書いていきますね。

バイクを左右に振る



基本的にガス欠の症状が出てもタンク内には少量のガソリンが残っている場合があります。

その確認方法としてオートバイのタンクの蓋を開けて目視をします。そこで、見ることができない、そんな時にはオートバイを軽く左右に振ります。

そこで、チャポチャポとタンク内から音がすれば、まだ少量の燃料が残っているのがわかりますね。

暗い場所で見えない時は、スマートフォンなどのライトを使い覗いてみるのもいいですよ。

けして、ライターなどの、火気を近づけて見ないようにして下さい。

ガソリンに引火する可能性がありますよ。


車両にもよりますが、覗いて燃料を確認した後に、ガソリンのライン(キャブレターやインジェクション)に流してやります。

確認しにくいバイク(スクーター)などは、軽く左右に振ってみたり軽く倒して見て下さい。



注意
振りすぎにより、オートバイが倒れる可能性がありますので、1人で行うときは自分の身体にもたれ掛かせるようにすることがポイントですよ。



ガス欠の時はRES(リザーブ)



最近のオートバイではホボ無くなってしまいましたが、キャブレター仕様のオートバイ(ギヤが付いてタンクを股に挟んで乗るタイプ)にはRES(リザーブ)機能が備わってます。

キャブレターに燃料を送る方法として、ガソリンタンクの下部から自然に流れ出しキャブのフロート室に送られるように造られてます。

タンクの下部に燃料のコックを付けて、ON-RES-OFFの調整ができるようにしています。
燃料コックのあるオートバイ(キャブ車)では、コックをONの状態にしてもタンクの燃料は空にはならないように造られています。

そのため、コックを切り替えることで残りの燃料を使うことが出来ると言うことですね!


最近のオートバイには、インジェクション(燃料と空気を混合させる装置)が使われています。

排出ガスの規定により、キャブレターを使う車両よりも、クリーンな排出ガスをインジェクションでは可能なために使われています。

インジェクションに燃料を送る方法は燃料ポンプが使われていますので、最近のオートバイにはRES(リザーブ)がありません。その代わりにインジェクションのオートバイには、燃料の残量を確認することができるメーターが備わってますのでそこで燃料の残量を確認することができます。


インジェクションの車両でガス欠をすると燃料ポンプが空回りしてしまうため、故障の原因にもなり得ますのでガス欠には注意いたしましょう。


ロードサービス


山の中など人気のない場所や、ガソリンスタンドの無い所でバイクを押して行くのは大変ですね。そこで頼りになるのがロードサービスです。

ロードサービスには幾つかの種類があります。

  • JAF
  • 任意保険の特約
  • 販売店のロードサービス



どのサービスも基本有料にはなりますが、イザと言うときにはとても頼りになるサービスです。

オートバイにはガス欠の他に、自爆(転倒)による故障も考えられます。ご自分の用途に合わせたサービスに介入されれば、ガス欠などのトラブルにも対応してもらえます。

私の経験
過去に友人のオートバイがガス欠を起こしたとき、助けに行ったことがありました。その時は難なく無事に帰ることができましたが、対応してくれる人が居なければ押して帰ることになります。

そうならないための備えはしっかりと行いましょう。


近くのガソリンスタンドに連絡してみる


スマートフォンがあれば、Googleマップやヤフー地図を利用して、自分のいる現在地から最寄りのガソリンスタンドを探すことが出来ますね。

連絡した際に、ガソリンを持ってきてもらえるか聞く事ができます。もし、最寄りのスタンドガソリンが無理であれば、別のスタンドに連絡をして聞くことがもできますよ。

仮に徒歩で行ける距離ならば、歩いていく方法もあります。

その時は事前に連絡をして、ガス欠の状態を話してから入れ物を借りれるか確認することがポイントです。

私も一度ガソリンスタンドで容器を借りたことがあります。その時は、預り金として1万円渡すように言われました。

仕方なく1万円を預けて借りた苦い思い出があります。


次は最終手段です。


押してガソリンスタンドまで行く


最終手段はオートバイを押して近くのスタンドに行く。

自分のバイクを置いて離れるのがとても嫌なら押してみてはどうでしょうか!?

気合いと根性があれば可能かも知れませんね(私は無理ですが)

他にも
・タクシーを呼んでみる
・友人に来てもらう
など方法は有りますが、ガス欠にならないように注意することが大切ですね!

次の章では、ツーリングの時に対して、あると便利なアイテムを紹介します。


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有ると便利なアイテム


長距離ツーリングにトラブルはつきものですね。しっかりと整備したバイクに乗っていても、ガス欠では走ることができなくっちゃいます。

そこであると便利なガス欠予防のアイテムを紹介しますね。


そのアイテムは
  • ガス欠対策には予備タンク
  • 適度な長さのホース

以上の2つを紹介いたします!


ガス欠対策には予備タンク




1人で長距離をはしるなら必需品ではないでしょうか?ガソリンタンクの容量が少ないバイクで長距離を走行するなら尚更必要ですね!

大きさも数種類ありますので、持ち運びが可能なサイズを選ぶことをお勧めします。

楽天、携行缶

適度な長さのホースとポンプ





2台以上でツーリングに行くなら適度な長さのホースがあれば安心できますよ。

例えば、ガス欠の車両が出たときには、ホースを使い燃料を分けることが出来ます。

やり方

燃料の入っている車両のガソリンタンクにホースをセットします。

セットしたホースの反対側からガソリンを吸い出します。

ポイント
一度に吸い出しきれない場合は数回に分けて同じ動作をして下さい。
(ホースの長さによって回数は変わります)

吸い出しているホースを確認し出口付近までガソリンが来たら、ガス欠になったバイクのタンクに先端を入れてください。

ある程度ガソリンを入れることができましたら、燃料を分けている側のホースをユックリと抜いておしまいです。

注意
ガソリンがこぼれることがあります。作業は慎重に行うようにしてください。

ホースの詳しい詳細はこちらから↓
(郵送で送料無料)AZ 注射器(シリンジ)60ml 耐油チューブ50cm付

どうしてもホースを口で吸うことにためらいがある方にはこちらがありますよ!

ポンプになります。

口で吸う代わりに、ポンプを取り付けて吸い出すこともできます。少し荷物になりますが、ガス欠の時には最大限役に立ちますよ!

ポンプの詳しい詳細はこちらから↓
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もしもの為の装備として用意してみてはどうでしょうか!?


最期の章ではガス欠になると、どのような症状になるのかを書いていきますね。


ガス欠になるとどんな症状なの?



ガス欠をしたらどうなるのか、その症状をお伝えしていきますね。

私は自分のオートバイの燃費を計るために、わざとガス欠にしたことがあります。その時ガス欠はどのような症状で現れたのかを書きました。

その症状とは
  • アイドリングが不安定になる
  • アクセルを開けてもエンジン回転が上がらない
  • 突然エンジン回転が上がり止まる



以上のような症状が私が所有していたバイクに現れました。
その時の状況を簡単にお伝えしていきますね。


アイドリングが不安定になる


ガソリンの供給が少なくなると、当然アイドリングも不安定になりました。

インジェクション(キャブレター)に規定の燃料が供給しないことによる症状だと思いました。


アクセルを開けてもエンジン回転が上がらない


こちらもアイドリングと同じで、燃料が不足しているために回転が上がらない状態でした。


昔のキャブレターの車両では、山道を走行すると同じような症状が現れました。でもこちらの場合はガソリンと空気の混合比が変わったために起こる症状でした。

最近のインジェクションは自動的に調整されますので、不具合が起こりにくく快適に走行する事ができます。


突然エンジン回転が上がり止まる


こちらは燃料が無くなり混合比の関係による、最後の爆発で起こります。このときバイクを左右に振ってガソリンタンク内で音がしなければガス欠になります。


セルを回してもエンジンが動かない


燃料が入っている音がするけど、セルを回してもエンジンが始動しない時もあります。

その様なときはガソリンがタンクのどこかに溜まっている可能性もあります。そのときの確認方法はタンクキャップの蓋を開けて軽く左右に振ります。そこでチャプチャプと音がすれば、タンクの中に燃料がまだ有るので、少々の距離を走ることが出来る可能性もあります。

そんなときは、左右にオートバイを振ってみて、もう一度セルを回してみてください。ガソリンが過給機に届けば、エンジンを再始動する事ができるようになりますよ

注意
走行できるかは車両により変わります


まとめ




「ガス欠したバイクには給油をする」当たり前のことですが、ガソリンが無くなると給油をしますよね。普段使い(通勤など)の時はおおよそバイクが走れる距離は、通勤をしているとわかると思います。

ですが、長距離などを走る場合は、早め早めの給油を心がけて下さい。

私がソロツーリングに出掛けた時の基準として、「100キロ~150キロ走行したら給油をする」と決めて行きました(車両により走行距離は変わります)


オフロードタイプではタンクの容量が少ないので、コマメに給油をするようにすればガス欠は防げますよ。


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