バイクのワンツー(ワンツーファイブ)とは?答えは凄くシンプルだよ

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バイクのワンツーファイブは手頃に乗れて、足代わりには最高なバイクですね。

機動性が高いのに、ゼロハン(50cc)のスクーターに近いサイズとパフォーマンスも優れています!一般道路の速度制限は普通乗用車と同じ速度を出せるので、快適に走行することができてストレスを感じません。


でも初めてワンツーファイブって聞いたとき「なんだそれ」(?_?)と私は思いました。

私がその言葉を聞いた時は、約30年前の高校生の頃でした。その時は特に気に何しませんでしたが、改めてその呼び名を聞くと「どうしてワンツーファイブと言われるようになったんだろう」と思いました。


そこで、ワンツーファイブの呼び方や、その他のことについても調べてみることにしました。

その内容は、

  • そもそもワンツーファイブって何?
  • ワンツーファイブの魅力とは?
  • 値段は幾らくらい?
  • 免許は何が必要?

バイクに乗っている人なら、とても身近な乗り物のワンツーファイブです。その事について色々と調べてみました。

この記事があなたの役に立てられれば嬉しいです。


そもそもワンツーって何?



バイクのワンツーファイブとは
  • 排気量が125ccのオートバイ

こちらを指します。「ワンツーファイブ」と合わせて「ワンツー」という呼び方も定着していますが、どちらも125ccのバイクのことだと考えてください。決して、オートバイの車両の名前ではないので注意して下さいね。

なお、パッと見で気づかれた方も多いかと思いますが、この言葉は125の数字から生まれています。

「1(ワン)2(ツー)5(ファイブ)」で、ワンツーファイブ。

非常にシンプルですが、どことなく愛くるしい呼び方ですよね。

何故そう言わるようになったの?


それについては定かでは有りませんが私の知り合いの方の話では、過去にバイク雑誌に125ccを「ワンツーファイブと記載されたような気がする」なんてことを聞きました。

それと昔の漫画で「バリバリ伝説」に出てくるCB750Fをナナハンと呼ばれたりもしましたので、誰が言い出したかはわかりませんが排気量を数字で呼ぶことでクラス分けをしていたのではないでしょうか。

あともう一つ、国道の122号線をワンツーツーと呼ばれていますね。125ccもそんな感じで呼ばれるように成ったのかな~と思いました。

情報が少ないので、ほぼ憶測に近いことを書きましたが、ご存知の方は是非情報を頂ければとおもいます。


ワンツーファイブ(125cc)以外にも、昔から排気量別に呼ばれている名もありますので紹介します。


  • 50cc ゼロハン、原チャ
  • 125cc ワンツー、 ワンツーファイブ
  • 250cc ニーハン/クオーター(1000ccの4分の1だということで)
  • 350cc サンパン
  • 398cc サンキュッパ
  • 400cc ヨンヒャク
  • 408cc ヨンマルパ
  • 550cc ゴーハン
  • 650cc ロッパン
  • 750cc ナナハン
  • 850cc ハッパン
  • 883cc パパサン(ハーレーの車両にあります)
  • 1000cc リッター
  • 1100cc イレブン
などかあります。


他にも呼び名が有るかもしれませんが、私の知る限りではこんな感じでした。もし、ワンツーファイブの呼び方の発症や他にも有れば教えてくださいね!


ワンツーファイブとは「オートバイの排気量を指しているよ!」ということを伝えてきました。次の章では、ワンツーファイブ(125cc)の魅力とは何か?を徹底的に伝えるよ!


ワンツーファイブの魅力とは?


ワンツーファイブ(125cc)のオートバイには、他の排気量よりも良いところがたくさんあるのです。

その良いところとは、

・年間の維持費が安い
・制限速度が乗用車と同じ
・コンパクトな車体なので扱いやすい
・駐輪場に停められる

以上4つの項目についてお伝えしますね。


・年間の維持費が安い

細かな料金については次の章で紹介しますが、ワンツーファイブ(125cc)のオートバイは年間の維持費が低価格になんですね。

登録する機関も最寄りの役所で登録する事ができて、任意保険も乗用車を所有している人は特約で入ることができます。

燃費も良く(ガソリン1リットルで30キロ以上走行可能)通勤や通学の交通費も安く抑えられますね。


・制限速度が乗用車と同じ

50ccは速度を30Kmまでしかだしてはいけないという制限があります。それを超過すると速度違反になってしまいます。

ワンツーファイブ(125cc)は、50ccのオートバイと車格は同等ですが、一般道路による制限速度は普通自動車と同じになります。


・コンパクトな車体で扱いやすい

先ほども書きましたが車格は50ccと差ほど変わりませんので、取り回しも楽に行えます。

・駐輪場に停められる

駅の近くにある駐輪場は、基本125ccのバイクまで停めることが可能です。駅から少し放れた自宅からでも、気軽に駅まで乗っていくことができますよ。

・2人乗りができる

小さい車体ながらも、2人乗りが可能なバイクです。

排気量が小さいので大人の男性が2人で乗ると少々力不足にはなりますが、緊急時やチョットした買い物などには役立つ存在ですよ!


簡単ではありますが、ワンツーファイブ(125cc)の良いところを紹介しました。

よく駅の駐輪場などに停められているピンク色のナンバープレートがワンツーファイブ(125cc)ですよ!


「あっあのバイクかぁ~」とわかりましたでしょうか?


ワンツーファイブ(125cc)の良いところを紹介したので次の章では、料金や費用についてお伝えしますね。


125ccの中古の値段は幾らなの?



ワンツー(125cc)のスクーターは、とても人気のあるクラスでもあります。私の自宅にもリード(125ccでは無いですが…)を所有しています。

気になる125ccの平均価格は、新車価格22~33万円くらいの金額になります。中古車でも程度の良い車両では、ほぼ若干安いくらいですね。

やはり人気のあるクラスなだけに、「少々高めでも購入する人が多い」ということがわかりますね~。

スクーター新車価格
(中古価格)
シート高
【最高出力(kW[PS]/rpm)】
(ホンダ)
PCX
34,2万円
(26,4万円)
764mm
【9.0[12]/8,500】
(ホンダ)
リード
31,3万円
(25,3万円)
760mm
【8.3[11]/8,500】
(ヤマハ)
NMAX
35,1万円
(30,2万円)
765mm
【9.0kW(12PS)/7,500r/min】
(ヤマハ)
シグナスX SR
31,8万円
(25,2万円)
775mm
【7.2kW(9.8PS)/7,500r/min】
(ヤマハ)
アクシスZ
24,3万円
(21,1万円)
770mm
【6.0kW(8.2PS)/6,500r/min】
(ヤマハ)
トリシティ
39,4万円
(32,1万円)
765mm
【9.0kW(12PS)/7,500r/min】
(スズキ)
*アドレス125
22,1万円
(不明)
745 mm
【6.9 kW〈9.4 PS〉/ 7,000 rpm】

*アドレスV125ではありません。
(登録費などは別途必要になりますので注意して下さい)

車種名だけで申し訳ありませんが、各メーカーの125ccスクーターの値段を表にしてみました。125ccといえども、車両の値段は高めではありますね。しかし、長く乗ることを想定してみると維持費や燃費の良さに納得もできると思います。

次はギヤ付きを表してみます。

ギヤ付きバイク新車価格
(中古価格)
シート高
【最高出力(kW[PS]/rpm)】
(ホンダ)
CB125R
44,8万円
30,9万円
815
【9.8[13]/10,000】
(ホンダ)
GUROMU
35,1万円
28,4万円
760
【7.2[9.8]/7,000】
(ススキ)
GSX-R125
38,6万円
35,3万円
785 mm
【11 kW 〈15 PS〉 / 10,000 rpm】
(ススキ)
GSX-S125
35,4万円
31,9万円
785 mm
【11 kW〈15 PS〉 / 10,000 rpm】
(カワサキ)
Z125PRO
34,5万円
32,0万円
780mm
【7.1kW(9.7PS)/8,000rpm】

一部の車両になると金額も高くなりますが、スペックの詳細を見るとこれも納得できました。

1年間の125ccの維持費は?


自賠責保険 1年間7,500円
任意保険  1年間28,000円
燃費    1年間30,000円
軽自動車税 1年間2,400円

数字に表すと少し高く感じますが、自賠責保険は2~3年まとめて加入すれば安くなります。任意保険も継続していけば、年間の保険料も安く抑えることができますよ(普通自動車を所有している方は特約に入ることもできます)

125ccの車両の値段は適度な料金になりますが、長く所有することにより維持費を大幅に節約することができるので損はないクラスですね。任意保険も乗用車の特約で入ることができ、車検もありませんのでコストパフォーマンスが非常に高いクラスになります。


次は、運転免許について書いていきますね。

免許は何が必要?



125ccのバイクを乗るためには、運転免許が必要になります。2輪の免許にも種類が在ります、二輪の免許の種類はどれくらいあるのか?と言いますと、

  • 原付免許
    (50ccまでの排気量)
  • 小型限定普通二輪免許
    (~125までの排気量)
  • AT小型限定普通二輪免許
    (125ccまでのAT車のみ)
  • 普通二輪免許
    (400cc)
  • AT限定普通二輪免許
    (400ccまでのAT車のみ)
  • 大型二輪免許
    (排気量の制限なし)
  • AT限定大型二輪免許
    (650ccまでのAT車のみ)


7種類も有りました。

その7種類の中でワンツーファイブ(125cc)を運転することができる免許は、小型二輪免許になります。

その免許を取得する方法や料金を、次の章で説明していきますね。

免許を取得するためにはどうしたらいいの?


小型二輪免許を取得するためには、教習所に通い実技の課題をこなし最後に試験場にて学科試験に合格をする。

この段階を消化することで取得することができます。

他にも、一発試験というものがあります。通常は指定教習所で教習を消化する事で、実技が免除になります。

ですが、一発試験と言うのは、学科+実技を一度に行うことで免許を取得することが出来るのです。

メリットとして教習所を通う時間と費用の節約ができますが、教習所での実技と違い難易度は高くなりますよ。

小型二輪、普通二輪を初めて取得する方は経験も浅いため、教習所にて実技を学んでから取得されることをお勧めします。

費用に関してはこちらを参考にして下さい。


所有免許受講時間
技能・学科
金額
小型二輪なし・原付
(普通自動車)
12・26
(10・1)
約12万円~
小型二輪ATなし・原付
(普通自動車)

9・26
(8・1)
約10万円~
中型二輪なし・原付
(普通自動車)

19・26
(17・1)
約15万円~
中型二輪ATなし・原付
(普通自動車)

15・26
(13・1)
約13万円~


料金はザックリとまとめてみました。将来的に自分は125ccが乗れれば問題ないと思われる方は、小型二輪免許を取得されれば良いと思います。将来は大型バイクにも乗りたいと考えている人は、普通二輪免許を選べばよいと思います。

ご自分の使用用途に合わせた免許の選び方で決めるのが良いですね。(小型二輪を取得した後に普通二輪を取得することも可能ですよ)


まとめ


ワンツーファイブとは、排気量を表していました。他のクラス(排気量)とは違い125ccだけは英語で呼ばれるのも不思議ですね。

しかし、コストパフォーマンスにはとても優れた排気量になります。車検もなく任意保険も乗用車に加入されていれば、特約で入ることができます。

しかも、駅前の駐輪場にも125ccなら停めることが可能になります。


新車価格は安いと思いませんが、長く乗ることができれば総合して安い買い物だと私は思いました。

この記事があなたに役立てられれば嬉しいです。

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