大型バイク維持費!月に必要な費用を私の経験から詳しく説明します

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大型バイク!普通二輪を所有している人にはとても気になる存在ではないですか?

現在では、教習所に通い取り扱いに馴れてしまえば、大型二輪免許を取得する事ができます。

20年くらい前は、一発試験に合格しないと免許を取得する事が出来ませんでしたが、今はとても身近な存在になりました。そうなると「リッタークラスが欲しいな」なんて思うこともあるのではないでしょうか?


しかし「車両代は高いし、維持費もたくさん掛かりそうだからね」なんて購入をためらってしまいますね。

そこでこの記事では、大型二輪(1200cc)と普通二輪(250cc)とではどれくらい維持費が違うのかを私の経験をもとに比較してみました。


あなたの大型二輪を購入する後押しになれば嬉しいです。


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大型、普通二輪を所有するための費用



大型二輪、中型二輪には沢山の種類がありますね。今回は大きく2台に絞り比較していこうと思います。

大型二輪→1300ccの車両

普通二輪→250cc以下で車検の無い車両

と2台選びました。あくまでも平均値で計算しましたので、ご了承願います。

大型二輪普通二輪
毎月の維持費オートバイローン
30000円
ガソリン代
10000円
駐車場 
10000円
オートバイローン
20000円
ガソリン代
7000円
駐車場     
10000円
年間の維持費自賠責保険
9180円
任意保険
30000円
(21歳以上)
自動車税
(小型二輪)
6000円
※車検
70000円
(2年に1回)
自賠責保険
7280円
任意保険
25000円
(21歳以上)
自動車税
(軽二輪)
3600円
不定期の費用オイル交換料金
20000円
タイヤ代金
50000円
その他
ブレーキパット等
1~2万円
オイル交換
6000円
タイヤ代金
25000円
その他
ブレーキパット等
1万円
合計約220180円約113880円

(※車検は2年に1回なので、約半分の35000円で計算しています)

表にある金額の設定は、自分で所有していたときに掛かった費用を元に作りました。
バイクを所有すると年間に約20万円くらいの費用が必要になると言う事がわかりましたね。

普通二輪と比べてみると費用は倍以上になってしまう事がわかります。

次は、大型二輪の毎月の費用についてもう少し詳しく見ていきましょう!

大型バイク 毎月の維持費は、人により違いがありますが
  • オートバイローン
    月々30000円
  • ガソリン代金    
    月々10000円
  • 駐車場代金     
    月々10000円
オートバイをローンで購入したとすると、上記のように料金が掛かります。更にこの事柄について詳しく説明していきますね。

オートバイローン


車体を一括で購入する事ができれば、このオートローンを組まなくても済んでしまいますが、毎月の支払う金額を低く設定することができるので、ツイツイ私はローンにしてました。

細かい料金関する内容は最後の章でお話いたします。


ガソリン代金

10000円に関しての計算ですが、

乗車日、週末の日曜日=月4回
走行距離200キロ
満タン20リットル (1リットル=125円)

20リットル×125円=2500円×4回=10000円

で計算しました。

燃費走行の秘訣は


扱う人にもよりますが、月にどのくらいの走行距離を走るのかによってガソリン代も変わります。

走り方にも関係しますが、トータルすればやはりビックバイクの燃費は悪くなってしまいますね。

最近のバイクには、インジェクションが備わっているので、大型二輪でも燃費は向上していると思われますが、私が行っていた燃費走行を簡単に紹介します。

町中を走行するときは、なるべく高いギヤを使いエンジン回転を極力上げないように走りました。1000ccクラスになると、エンジン回転を半分くらい(5000~6000千)回せば400ccクラスと同等の加速が出来てしまうので、そんなにストレスにはなりませんでしたね。

信号が青に変わった時点で、テンポ良くギヤを上げ、4~5速あたりをキープしオートマ感覚で走れば操作も楽だし燃費も良くなりますよ。



250ccの排気量のバイクでも、エンジン回転を抑えて走行できれば燃費走行に繋がりますね。排気量が大きくても、エンジン回転を抑えて走行すれば、燃費走行にもなりますし、お財布にも優しくできますよ。




駐車場代金



最近ではバイクの駐車も厳しく取り締まわれています!一昔前は適当な場所にバイクを止めても平気でしたが、現在は簡単に駐車禁止ステッカーを貼られてしまうし、酷い時にはレッカー移動されてしまう事もあります。

どこにでも好きな場所に停められない現在、有料駐車場も考えないといけない時代になりました。

月極の駐車場は、必要になればその費用も計算に入れることになりますね。


月の支払いを合計すると、毎月の維持費は5~6万円ほど掛かる事になりますね。


次は年間でどれくらいの費用が必要になるのかを表してみました。


1年間のうちに必要になる維持費


年間に対しての費用ですが、
  • 自賠責            
    9180円
  • 任意保険         
    約30000円
  • 車検(2年に一回)     
    半分の35000円
  • 税金(軽自動車税)     
    6000円
がおおよその金額になります。

注意
自賠責保険や重量税等は、車検を受ける時にまとめて支払いしますので、毎年支払うわけではありません。
(軽自動車税は毎年5月頃、任意保険は契約条件により変わります)





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保険(自賠責)(任意保険) 税金(自動車税)(重量税)




オートバイは基本公道を走行するためにありますね。一般道路を走るには、保険や税金を支払わないと道路を走行することはできないのです。

各保険や税金の料金は始めの章で書きましたので、ここでは保険について書きますね。

バイクの保険には2種類あります。

1つは自賠責保険です。

自賠責保険ですが、所有し公道を走行するには必ずは入らないといけない保険です。従って保険料金も低価格に設定され、新車購入時に一緒に加入します。

車検が付いている新車の場合車検と同じ期間(3年間)入る人がほとんどです。

2つ目は任意保険
任意保険は必ず入らないといけない保険ではありません。がしかし、オートバイと言う乗り物は生身の身体をさらけ出して、走る乗り物なので、万が一他のクルマとの接触のさい必ずバイクが負けてしまい負傷することになります。

私は16歳の時に自動二輪(中型)を取得し20年以上乗り続けてきました。その間ですが、自分の保険を使う事故はまったく有りませんでしたが、友人は保険を入ってなければ大変な思いをしてしまう大きな事故に合いました。


公道では、いくら自分が安全運転で走っていても、突然クルマが突っ込んで来ることもあります。そのぶつかって来た相手が逃げてしまい、医療費などが自腹になるなんて事も実際にありました。(無保険の場合、政府補償事業に医療費を請求することもできます)

自分がいくら安全運転をしていても、貰い事故等もありますので必要最低限の保険には入られた方が良いと私は強くススメます。


次は250cc以上の排気量になると、車検というものが付いてきます。その車検について書いていきます。


車検


250cc以下のバイクには車検制度が有りませんので、ここでは車検のある車両について書いていきます。


新車で購入すれば3年間、その後は、2年毎に受けなければいけない車検です(公道を走行しなければ必要ありません)

通してしまえば何ともない事ではありますが、受ける時に少し悲しくなるのも車検です。何故かというと、車検の時には自分の手元に無く、見ることすらできないだなんて、考えただけでも悲しくなりませんか?


車検を受けるには2つの方法があります。1つはバイクショップに依頼をして車検を通す事と、もう1つは自分で「ユーザー車検を受ける」と言う方法になります。

ショップに車検を依頼をする
メリット=各所整備を行い、必要で在れば交換などもしてくれる(有償)
デメリット=料金がバイクの状態等で高額になることがある。

ユーザー車検(自分で車検を受ける)
メリット=料金がとても安くすませることができる。
デメリット=自分でバイクを整備しなくてはいけない。
      
ユーザー車検の場合、自分で整備を行わないといけないと言うデメリットがあります。

ですが、ただ単に車検を通すくらいなら整備を行わなくても取ることは可能ですが、しっかりとした整備を行わないバイクには、いつトラブルが起きるかわからないと言う不安も出てくるので心配になりますね。

各所オイル交換や、磨耗品、ボルトの締め付けなどシッカリ行わないと、トラブルや事故の原因になってしまう恐れもありますが、バイクを操る楽しみが損なわれて、つまらなくなってしまいますね。



ここで少し私の体験談を書きます。

私は今まで所有していたバイクの殆どは「2年毎に買い換え」をしていたので車検をうけたことがほぼ無いに等しいです。

そんな私でも、あることがキッカケで車検を受けるようになりました。て言うか、車検の度に買い換えなんてしていたら、お金がとても勿体ないのでオススメすることは出来ません。


そのキッカケとは?
若い頃は少し勘違いをしてました。バイクを乗り換えすると、運転技術が上達すると考えていたんですね。


そんな勘違いの私が変わったのは、同じバイクを長く所有している友人がいたからです。

その友人は1台のバイクにじっくりと愛情を掛けていました。走り込みに時間を掛け、必要なパーツを取り付けカスタマイズしていくと、友人の愛車はとても乗りやすく仕上げる事ができたのです。

一つ一つ自分に合うセッティングを探し出すことが本当に大切なんだと深く感じました。

そんな友人の一面を見て自分の愛車にも末永く時間をかけて乗るようになりました。

永く同じバイクを所有することで、部品交換やその他の必要な整備内容がわかるようになるので、お金の管理がしやすくなりました。



250cc以下の排気量には車検制度は有りませんが、ビックバイク同様しっかりとした整備を定期的に行わないといけません。そう考えると車検と言う物は、大切な整備を行う為の大事な催しなのかもしれませんね。

消耗品(磨耗品)



走るためにはガソリンが必要なのは当たり前ですね。でもガソリン以外にも、必要な物が他にも沢山あるのって知ってますか?それが消耗品です。

バイクの外観からは見えないけれど、各所には沢山の部品やオイルがオートバイを動かす為に頑張ってくれています。

  • ブレーキパット
  • ブレーキオイル
  • エンジンオイル
  • タイヤ
  • バッテリー
  • 各所オイル



簡単に思いついただけでもこれくらい有ります。

どのオイルや消耗品もすぐに交換しなければいけないという訳ではありませんが、定期的にチェックをして走行距離に応じた整備をしていくことを私はオススメします。

過去に私もお金を節約する為にオイル交換をしなかった時がありました。そのまま普通に乗っていた時に何気なくオイルを見ると殆ど入って無く危うくエンジンが焼き付くところでした(250のスクーターです)

「走る」「曲がる」「止まる」どれをするにも全てが揃ってないと、ライディングを楽しむ事が出来ません。シッカリとした整備を心がけ、あなたの相棒に愛情を注いで下さい。

車両代金+諸経費


車両を購入する時にはいったいどの程度の金額が掛かるのかを表にしました。


大型二輪普通二輪
車両価格100万~120万円40万~60万円
※諸経費新車乗り出し
約6~7万円
新車乗り出し
約6~7万円
※※税金(重量税)1900円(0~12年経過車)
2200円(13年以上経過車)
2500円/年(18年以上経過車)
4900円
※※税金(軽自動車税)6000円3600円
※※保険(自賠責保険)36ヶ月(14,690円)12ヶ月(8,650円)
トータル127万円67万円

※バイクには本体価格にプラスして、諸経費も掛かります。バイク本体の価格だけで計算してしまうと予算オーバーになってしまいますので、注意してくださいね。
※※購入時には、「各税金」や「自賠責保険料」等 諸経費に含まれてます。


最後に車両を購入するときにローンを組まれる方に、私が経験したお話をしてみます。

車両代金

 
この章では、オートバイをローンで購入することについて書きました。オートバイを一括で購入する方は読み飛ばして下さい。

オートローンはとても便利な機能ですね。

しかし使い方を謝ると支払いに追われてオートバイを楽しく乗ることができなくなってしまいます。

ローンの組み方は、ショップや銀行等の金融機関で申し込む事ができます。

新車で購入の場合はメーカーが取り扱うローンが利用できますが、中古車の場合は注意した方が良いですよ。

分割には元金+手数料(金利)が加わります。購入するショップの金利は必ず確認してから利用しないと、とても大きな金利のローンを組まされてしまいます。



過去に知り合いのショップでオートバイを購入した時のお話をします。当時は若く、お金のことに無頓着なところが有りましたので、言われるがままにローンを組んだ経験があります。

無事に納車が終わり支払額を確認すると、乗り出し130万円のオートバイに60万円近くの金利が付いていたと後でわかったのです。

契約してしまえば支払いは必ずしなければいけません。従って私は何とかローンを早く終わらせる事に集中したなんて出来事がありました。


ショップが悪いわけではありません。私自身がお金に対して無頓着な部分が有りましたので、こういう結果になりました。

分割はとても便利ですが、結果元金よりも多く支払いをする事になりますので、しっかりと計画的に利用することをオススメします。




まとめ

大型二輪の維持費は中型二輪より月々の支払いは倍以上になってしまいます。

しかしその金額以上の魅力も大型二輪には有ることは確かです。大きい道路(国道)や高速道路等では持ち前のトルクで余裕のある走行が楽しめます。

太いエキゾーストサウンドに惚れ惚れしてしまいまい、いつまでもどこまでも走行してしまうビックバイク。

あなたもそんな相棒に出会ってみませんか!?

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